

本物の味は、急いでは生まれません。
土井ハムでは、選び抜いた豚肉と向き合いながら、すべての工程に手と時間を惜しみなく注ぎます。
決して効率的ではありません。
しかし、その手間こそが、口にした瞬間に広がるやわらかな香りと、奥行きのある旨みを生み出します。
時間と手仕事が積み重なってできる味。
それが、土井ハムの変わらない美味しさです。


主に赤身の旨みがしっかりと感じられるデンマーク産、または国産の豚肉を使用。まずは職人の手によって丁寧に整えられます。余分な脂を一つひとつ取り除くこの作業は、機械では対応できない繊細なもの。肉の状態を見極めながら行うことで、仕上がりの味わいに大きな差が生まれます。


下処理された肉は、すぐに仕上げるのではなく、時間をかけてゆっくりと塩漬け・熟成させます。一般的な製法のように塩水を注入して短時間で仕上げるのではなく、約2週間という時間をかけて、肉本来の旨みをじっくりと引き出していきます。この工程によって、味に深みと奥行きが生まれます。



生ハムは、肉の形をひとつひとつ丁寧に整え、タコ糸で縛って形を仕上げていきます。機械に頼りすぎず、職人の手で状態を確かめながら力加減を調整。均一に縛ることで、肉の形をしっかりと保ちます。



ベーコンは、肉本来の形を活かすため、一枚一枚の状態を確かめながら余分な成形を加えずに仕上げます。整えた肉にヒモを取り付け、燻製へ。素材そのものの形を大切にすることも、私たちのこだわりのひとつです。





ソーセージはあえて手間のかかる細挽きで仕上げられます。一般的な量産品に多い粗挽きとは異なり、きめ細やかな食感と口当たりの良さを生み出すための工程です。さらに、ウインナーには柔らかな羊腸を、フランクフルトには歯応えのある豚腸を使い分け、一本一本を手作業で丁寧に詰めていきます。






自社の山で採れた薪と檜のおが屑を使い、半日から一日以上かけて低温でじっくりと燻していきます。火加減はすべて職人の手によって管理され、煙の状態を見極めながら、香りをやさしく内部まで浸透させていきます。